ネタバレがあるので格納。
ストーリー:
ジェラル星人は、物体電送テレビを使い、日本の重要施設にロボットを送信し破壊するが、この装置で逆に電送されてきた研の攻撃を受け阻止されるというものです。
瞬間物質移動といいますと、SFの「テレポーテーション」「ワープ」、荒木飛呂彦著「ジョジョの奇妙な冒険」内の「スタンド」を使った方法が思い浮かびますが、「電送」と言っているところを見ると、1958年公開の米国映画「蝿男の恐怖」に近い方法かと思われます。
移動前に、研の背中に蝿が・・・キャーって、また映画かい。
冒頭、港湾施設や空港が連続して爆破された報に接した研は「ジュラル星人のしわざだ!」と、即断、「世界一の空港ビル」にすっ飛んでいきます。
そこへ大きな揺れが襲い、研達(キャロンとバリカンを同行してます)とを驚かせますが、これはテレビモニター(劇中では「モニターテレビ」と言ってます)が爆発しただけ、というオチでした。テレビモニターが爆発しただけで大揺れする空港ビルってのはいかがなものかと思われますが。
修理を終えたモニターからジュラル星人が送信したロボットが「うがあああ」とか言いながら現れますが、研にあっさり倒されてしまいます。研はこれまでも、こうして重要な施設を爆破していたのだろう、と推理しますが、だとすると、「時限爆弾電送テレビ」ではなく「ロボット電送テレビ」であるはずで、「殺人レコード恐怖のメロディ」同様、タイトルと内容が異なっているように思われます。
むしろ、当時「時限爆弾」が世の耳目を集めていたので、このようなキャッチーなタイトルにしたとも考えられます。
まあ、いつもの憶測ですが。
さて、研は、ロボット発信基地である潜水艦に自らを電送し、これを撃破します(旧日本軍が八木・宇田アンテナに対して抱いたリスクってのはこういうことだったのかなw)。
帰還した研は、「今に必ず本拠を突き止め、そして、全滅してやるぞ!」と発言し、徹底した殺戮マシーンっぷりを発揮しております。
・今回のジュラル星人側の人的損害6人(トータル66人)
スポンサーサイト