どうも。今回はハイドさん風にキメてみました。
さて、本作はDVDBOXでは7番目に収録されています。
ネタバレがあるので格納。
ストーリーは、ジュラル星人の宇宙船に拉致された研一家を、バリカンが文字通り大暴れして救出するというものです。
冒頭、変な髪型に変な帽子を被った女の子に、「わたしあなたとお話したくて。わたしあなたをよく知ってますのよ。」とか言われ「だってぇ、ぼく、困っちゃうなあ」とか言いながら女の子を追いかけて罠にはまってしまう研の発情ぶりに泣いた。
この女の子は実は魔王様で、研は「まんまとかかりおって」とか言われてしまいますが、これほどのまんまとひっかかりっぷりは世界中さがしてもなかなかないと思われます。
さて、宇宙船に拉致された研一家の前に、「おまえらが死ぬにふさわしい道具」としてギロチンが登場し、これを見た研のパパが「あれは、数百年前、われわれ人間が使っていたギロチンだよ」と言ってますが、マルタン・モネスティエ著「図説死刑全書 完全版」の408ページによると、これが使われていたのは1792年から1977年までですので、研の世界が西暦2073年だとすると、最短96年ですので、数百年前というのはアバウト過ぎます。
って、何読んでんだ。
しかし、そんなもん持ち出してくる魔王様の刑具マニアぶりは明治大学博物館刑事部門並です。
それはともかく、バリカン大暴れとは言っても、実際はバリカンが転んだだけで宇宙船は重大な損傷を受けた様子で、派手に漏電してます。その後の大暴れぽい動作がなくても爆発したと思われます。
それにしても、「みんな早く逃げろ!」と、部下を先に逃がそうとする魔王様はトップの鏡ですねえ。
まあ、逃げてる途中で部下はみんな研に殺られちゃいましたが。
・今回のジュラル星人側の人的損害3人(トータル37人)
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