してねーよ。
DVDBOXでは下巻の61番に収録されてます。
ネタバレがあるので格納。
ストーリー:
ジュラル星人は最後の総攻撃をかけるものの研に返り討ちにされるというものです。
冒頭、ニューヨークの自由の女神、パリの凱旋門、アテネのパルテノン神殿、東京タワーなどといった、各国のステレオタイプの観光名所がジュラル星人の宇宙船により破壊される様子が描かれ、そこに魔王の「今こそ、地球人類の最後なのだ!」「地球は、我がジュラル星人のものになるのだ!ははははははは。」との声が被ります。
つか、そのつもりなら、「今こそ」じゃなくて最初からそうしろ。
学者達が集まり、クワガタ虫のようなアホ毛の吉阪博士が「みなさん、ついにジュラル星人が総攻撃をかけてきた。死者は世界中数えきれません。」と言うやいなや、そこへジュラル星人の海底基地発見の緊急報告が入ります。パパと共に招かれていた研はこれを聞くと早速そこへ飛びます。
出発前に、吉阪博士が研に「後で後援軍を送る」と言ってますが、吉阪博士は学者としての研究活動を行う傍らで、軍の中枢の地位にでもいるのでしょうか。あるいは、未来社会では学者が軍に対する指揮権を握っているのかもしれません。
いずれにせよ、現行法上、自衛隊の最高指揮監督権は内閣総理大臣にありますので、吉阪博士は国家元首クラスの権力者です。
とはいえ、送るのは「後援軍」と言ってますので、主力はあくまで研であり、未来社会では国家の軍事力の主力の行使が、小学生の意思に委ねられているようです。
たまたま研の機嫌が悪かったりしたらどうするんでしょうか。
なお、第11話「地球を守れ!」を始めとして、シリーズを通して、このような国際的、国家的な危機に際して、学者の会合で対応を協議したり、個人的な付き合いで小学生に任務を頼んだりして解決しており、現在の国会や内閣といった国家機関の影が薄いのが特徴です。
研がスカイロッドで現場に駆けつけると、魔王が「飛んで火に入る夏の虫だ」などと日本のことわざを口にするなど、知日家としての一面を覗かせます。
そして、基地から出撃してきた宇宙船団と研が交戦を始めると、まもなく後援軍が現れます。最終話にして初めて、軍の出動を見ることが出来ました。たった8機の戦闘機ですが、ちょっと感無量です。
もっとも、「研君、星人達は我々に任せて、君は早く基地攻撃を!」などと言っており、小学生を帰すつもりはカケラもないようです。
基地は宇宙船を兼ねており、魔王の操縦により、海底から空中に上昇し、研との空中戦が始まります。開始後しばらくは互角の戦いをしていましたが、スカイロッドのビームにより、宇宙船は魔王もろとも爆破されます(その間約35秒)。
そこへ、後援軍から「我々もジュラル星人を全滅したり」との一報が入ります。
ジュラル星人は地球人に比べ500年ほど科学が進んでいるとのことですが、戦闘力は500分の1くらいだったようです。
・今回のジュラル星人側の人的損害 全滅
※ずっとカウントしてたけど、あんまし意味なかったなコレw
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